生産からたべるまでの“連鎖”と地域交流の“連鎖”を生むカフェレストラン「Rensa」

hiroyuki

13.07.24

アートギャラリーや居心地の良いカフェ、ライフスタイルショップなどが増え
六本木などとはまた違う先進的なイメージが定着してきた馬喰町エリア。

この街にまた1つ、通いたくなるお店が誕生しました。
それが日本橋大伝馬町に6月24日開業したカフェレストラン、Rensa(レンサ)です。


(写真:木の床や家具と白い壁の落ち着いた配色の店内)

オープンから約1ヶ月。
居心地の良さと洗練したデザインが両立する空間、定番料理に意外な食材を組み合わせたメニューが評判で、近所のOLやサラリーマン、地元のシニアなど、幅広い層から人気を集めています。


(写真:同店の外装。温かい光のこもれ出すのがRensaの入り口)

“「たべること」はつながること”がコンセプト

同店を経営するシュハリ株式会社 代表取締役の渡辺悟さんは言います、
「生産者が大切に育てた食物を調理し、お客さんがおいしく食べるまでの“連鎖”と、
地域に根ざし人と人とが出会い交流する”連鎖“など
「食」を通じ、様々な連鎖を生むことを目指しています」。


(写真:ゆったりとした客席が評判の店内)

店舗面積は約76平米、客席は25席。
主なフードメニューは、エジプト風 鶏と豆の煮込みや梅風味の豚角煮など。ランチの日替りや本日のお勧めはフェイスブックで確認できます。主なドリンクメニューは、6種のビールや五人娘 (千葉・寺田本家)純米生酒、ナイアガラドライ (ワイン、長野・はすみふぁーむ)など 原材料や製法に特徴のあるアルコールやソフトドリンクを提供しています。

クリエイティブディレクションは東泉一郎さん、フードディレクションは三原寛子さん(南風食堂)、
ユニフォームデザインは山杢勇馬さん(nusumigui)、WEBデザインには石黒宇宙さん(gm projects)など注目のメンバーがプロジェクトに関わっています。

「“生産”から“たべる”までの一連のつながりをRensaから発信します」

渡辺さんは言います、
「一般的に食べることは、“消耗品を買う”のと同じく、“消費”の1つに括られがちです。
でも、私たちは、“食べることは消費ではない”と考えています」

「農家さんは天候や自然のもとで、本当に真面目に野菜やお米をつくっています。
それを収穫し、運搬する人がいて、このお店のキッチンでスタッフが調理する。
それを皆さんに食べて頂きます。」

「その一連のつながりが見えると、普段何気なく言っている「いただきます」の本当の意味がわかると思います。生産する人達の想いや暮しがあり、自然の恵みへの気づきがあります。また、食べる人の活力になります。それは消費ではなく、創造の連鎖といって良いと思うんです。
そのメッセージをこの店から発信していきます。」

 
(写真左:入り口付近には調理前の野菜が並ぶ。つながりを見えるようにする工夫の1つ、
写真右:左から同店ユニフォームを着るシュハリ代表 渡辺さん、同社取締役 金子晃彦さん)

今後は、飲食店の基盤を固めつつも、
徐々に生産地・地域・お客さんが関わる仕掛けや工夫を増やしていくことが当面の目標。
「一気にやるのではなく、1つ1つ丁寧にやれたら。」と渡辺さん。

Rensaが1階に入るビルはPUBLICUS(パブリカス)といい、新しいパブリックの実験場を目指す場。
これからの動向が注目されます。

同施設の隣には2011年7月にオープンしたアートクリエイティブ拠点Creative Hub131があり、上述のシュハリ、東泉さんや山杢さんに加え、Art Autonomy Network、Vectcultureなどアーティストやデザイナー、コンサルティング会社など約10組の拠点となっています。
両施設のプロデューサーはアーティストの新野圭二郎さん(N STUDIO)。

2003年よりはじまり2010年に終了したCentral East Tokyoで勢いを増し、
クリエイターや店舗が集まったこのエリアからまだまだ目が離せそうにありません。

詳細情報

■Rensa(レンサ)
・住所:中央区日本橋大伝馬町13-1
・電話:03-6667-0191
・営業日:月~土 11:30~15:00(L.O.14:30)、17:00〜22:00(L.O.21:30)
・定休日:日曜日・祝日
http://www.rensa-nihonbashi.com