浅草の綺麗どころが勢ぞろい!「浅草芸妓連 お座敷おどり」@浅草文化観光センター

LwP magazine

13.10.24

9月~11月の毎週土曜日、浅草文化観光センターにて、浅草芸妓連のお座敷踊りを行っています。入場無料で、どなたでも鑑賞できます。ふだんなかなか見るチャンスのない、芸者さんの踊りを間近で見ることができますよ!

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浅草芸者とは・・・

浅草寺の裏は地元の人から「観音裏」と呼ばれ、浅草の花街があります。日が暮れる頃、料亭や待合が並ぶ路地を歩いていると、お座敷に向かう芸者さん達に出会うことも。

江戸時代中期、浅草には3ヶ所の花街がありました。浅草寺の参詣者で賑わう雷門付近、広小路の田楽茶屋に出入りする芸妓は「広小路芸者」。歌舞伎の芝居小屋、江戸三座があった猿若町の芝居茶屋には「猿若町芸者」。そして、浅草寺の北、幕府公認の吉原遊廓付近、山谷堀の料理茶屋や船宿に出入りする「堀の芸者」。

これら三派が江戸随一の大歓楽街を作りましたが、明治時代に統合され、現在の浅草芸者のもととなる「浅草公園芸者」が誕生。明治末期には浅草寺の裏側に移転し、大正期には芸妓1060名、料理屋49軒、待合250軒の大所帯になります。

その後、関東大震災、昭和に入り第二次大戦により花街は壊滅的な被害を受けたものの、戦後いち早く復興。昭和30年代前期に最盛期を迎え、料亭102軒、芸妓600名に達しますが、昭和40年代頃から徐々に減少し、現在は地方6名、立方18名、半玉1名、幇間5名、料亭7軒となっています。

「芸者さん」ってどんな仕事?

明治以降、芸妓とも呼ばれるようになりましたが、舞踊や音曲・鳴物で宴席に興を添え、客をもてなす女性が芸者さん。踊り手の「立方」と、唄や三味線、囃子をうけもつ「地方」に分けられます。芸者さんはお座敷のない昼間でも、踊りやお囃子の太鼓、鼓、笛、さらに長唄、清元、小唄、そして茶道までも、日々修練しています。

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芸者さんになる前の見習いを「半玉」と呼びます。現在、半玉は浅草花街に1人だけ。

また昔は男芸者と呼ばれた幇間(ほうかん)は、お座敷の雰囲気を盛り上げる道化的な役割です。

芸者さん達と一緒に撮影できるかも!?

浅草の芸者衆をもっと広く知っていただくために、浅草芸妓連のお座敷おどりを9月、10月、11月の毎週土曜日に、浅草文化観光センターにて「お座敷おどり」を披露しています。

鑑賞後、抽選で芸者衆といっしょに写真を撮るチャンスもありますよ!

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詳細情報

■浅草芸妓連 お座敷おどり

日程:
<10月>26日(土)
<11月>2日(土) 9日(土) 16日(土) 23日(土)

時間:1部13:00~13:30 2部14:30~15:00 1日2回公演
会場:浅草文化観光センター6F
HP:http://www.e-asakusa.jp/event/1309_ozashiki.html

写真・文/富田里枝